2013.08.07
前回までの記事で、「検索エンジンって何だろう?」ということについて、細かく説明してきました。
参考:検索エンジンって何だろう?SEO以前のお話【前編】
参考:検索エンジンって何だろう?SEO以前のお話【後編】
今回は、前回までの記事の続きです。
検索エンジンについて知ることができたら、あとはSEOをやってみるだけ!
せっかく作った自社ホームページ(WEBサイト)、上位表示を狙って業績アップ!
・・・と、その前に。日頃からコツコツやるべきことについてお話します。
基礎として狙っていくポイントは、以下の2つです。
正しいHTMLを記述しよう
まずは、正しい記法でHTMLを記述することから始めましょう。
HTMLファイルは、WEBサイトの内容を作成するためのファイル。
ブラウザ上にWEBサイトの内容を表示させるためだけでなく
クローラーがWEBサイトをクロールするときにも利用されます。
クローラーは機械なので、「ここは見出しです」「ここは箇条書きです」と
機械に伝わるように書いてあげる必要があります。
それがHTMLの各種タグです。
もちろん、そういった記述はクローラーだけでなく
WEBサイトを利用するユーザーにも優しいものです。
正しい記法でHTMLを記述できているかどうかは
WEB技術の標準化を進める団体・W3Cが提供している
HTML検証サービス(海外サイト)でチェックするとよいです。
読みやすい文章を書こう
「これ」「それ」「あれ」などの指示語が多い文章は読みにくいです。
指示語ではなく、しっかりと単語そのものを含めておくことで
あるべき場所にキーワードが入り、SEO対策にもなりますし
何の話をしているのかが明確で、読みやすい文章になります。
キーワードを含めることは、SEO上大切なだけでなく
WEBサイトに訪れるユーザーにとっても読みやすいのです。
ただ、不自然にキーワードが入りすぎている文章は
非常に読みにくく、SEOでも逆効果です。
声に出して読んでみて、不自然でない文章には
キーワードが過剰に含まれていないはずです。
また、ひとつのコンテンツに対して、ひとつの話題に絞りましょう。
同じコンテンツ内に、複数の話題が混在していると
何が一番重要な話題なのかわかりづらく
ユーザーにも、検索エンジンにも、内容がしっかりと伝わりません。
内容を理解してもらうための気配りを
検索エンジンは、検索エンジンを使う人にとって
良質で役に立つWEBサイトを紹介したいと考えています。
そう考えると、上に挙げたようなWEBサイトの作り方が
SEOにおいて基本中の基本である、大切なことだといえます。
クローラーは機械ですが、侮ってはいけません。
「このWEBサイトは、検索エンジンのユーザーにとって良いものなのか?」
と、常に考えながら動いています。
ユーザーに対しての気配りは、クローラーに対しての気配りにもなります。
人と機械、どちらにとっても有益なサイトを作ることが重要です。
https://dis.ne.jp/blog/webmori/4199.html/trackback