2009.11.17
何か物事を組み立てるとき(例えば案件の提案書を書くとか、サイトの構成を考えるとか)、「ターゲットと情報」の関係性を考えることは不可欠です。その際に shimanto は下記の要素から組み立てるようにしています。
- ターゲット
- ユーザーの欲する情報
- 訴求したい情報
図にするとこんなような感じ。
ターゲット:「ターゲットは誰なのか」というのはいまさら言うまでもないですが、最も明確にしなければいけない要素です。
ユーザーの欲する情報:「そのターゲットは」何を求めてサイトにやってくるのかです。この要素をまず徹底的に考えることが重要です。そのためにはクライアントの仕事・商品等もしっかりと把握する必要もあります。
訴求したい情報:「クライアントが最も伝えたい情報」は何かを明確にすることで、ある欲求に対しての情報を求めて訪問するユーザーに、如何にして伝えたい情報までたどり着かせるかを考えていきます。
以上の過程を踏まえて試行錯誤していくと結構上手くハマっていくように思います。行き詰った時もここに立ち返ると上手くいくことが多いです。制作をしていく上でも以上の要素を理解しているかしていないかで、デザインそのものからユーザビリティ・アクセシビリティの設計まで大きく違ってくるので意識を強く持った方が良いかと思う今日この頃です。