2013.08.05
「SEO」とは、「検索エンジン最適化」の略称です。
英語では「Search Engine Optimization」と書くので
その頭文字をとっているのですね。
そもそも「検索エンジン」というのは何でしょうか。
どのような方法で、どういった考え方で運営しているものなのか?
それを知ることで、よりSEOに関しての知識が深まります。
今回から2回にわたって、検索エンジンについてお話します。
検索エンジンとは
インターネット上に存在するホームページ(WEBサイト)の情報を集め
その情報を利用者に提供する。これが検索エンジンです。
ここは皆さんご存知ですよね。
ここで単純に「情報を集める」「利用者に提供する」と書きましたが
ここがポイントになってくる部分なのです。
SEOに関わる重要なポイントについて、詳しくご説明します。
検索エンジンが情報を集める
検索エンジンは、「クローラー」と呼ばれるプログラムを使い情報を集めます。
クローラーは、「スパイダー」「ロボット」とも呼ばれるものです。
そのクローラーが、インターネットを走り回って情報を集めるのです。
クローラーが情報を集めて、その情報を検索エンジンのデータベースに入れることを
「インデックス」と呼び、その状態を「インデックスされた」などと表現します。
クローラーがインターネットを巡回する際、利用されるのがハイパーリンクです。
WEBサイトとWEBサイト、WEBサイト内のページとページを繋ぐリンクは
WEBサイトを利用する人だけでなく、検索エンジンにも利用されるんですね。
もし、Webサイトがどこからもリンクされていなかったら?
クローラーが訪れることはなくなりますよね。
長い間、ページが検索結果に掲載されないようならば
XMLサイトマップを作成して検索エンジンに送ったり
検索エンジンごとに掲載リクエストを送信しなければなりません。
XMLサイトマップというのは、クローラーに読んでもらうために
最適化されたサイトマップ(WEBサイト内のページのリスト)です。
人間が読むためのサイトマップと異なり、別の形式で準備する必要があります。
もう既にWEBサイトを持っている知人に、リンクを依頼したり
ポータルサイトに登録して、そこからリンクを張ったりと
他のWEBサイトから、リンクを張ってもらうことも重要です。
できれば、全く無関係のWEBサイトからではなく
似通ったジャンルのWEBサイトからリンクを張るようにしてください。
おわりに
クローラーは、インターネット上を巡回しているといっても
新しく登場したWEBサイトをすべてチェックしているわけではありません。
クローラーに知ってもらうための手順を踏むことでインデックスされ
更新するごとに新しい情報を拾ってくれるようになるのです。
次回は、「利用者に提供する」という項目についてです。
どうぞお楽しみに!
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