2009.12.14

ALBUM EXPO OSAKA

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nichol_091214

アルバムエキスポという写真展が開催されてたので行ってきました。

デジタル全盛の時代にあって、カタチにしてのこすことよりも、
データで保存すればよいという風潮に警鐘をならしつつ、
シンプルに「アルバム」の豊さや楽しさを伝え、
「アルバムをつくる」という行為をいま改めて
スタンダードなものにするための大きなきっかけとしたいと思います。
アルバムでのこしていく。
みなさんもぜひ「アルバムエキスポ」で、
その楽しさと大切さを体感してください。

これがこのイベントのコンセプトだそうです。

メイン企画は、「THANKS! ALBUM EXHIBITION~50人のアルバム展~」。
50人の著名人が各個人の持つアルバムを展示しているとのことでした。(ちなみに私の目当てはCoccoです)

Coccoは2枚の写真を展示していました。
1枚は小さいころ(たぶん2つか3つくらい?)の彼女と彼女の姉が仲良く2人で写っている写真。
もう一枚は17歳の彼女が鏡に映った自分自身を写したバストアップのヌード。
ものすごく対照的なその2枚の写真が、見開きのアルバムの左右に貼り付けられ、マスキングテープで可愛くデコレーションされている、という印象的な作品。

入場時にもらったパンフレットの中に、「写真のことば」というフリーペーパーがありました。
ここにCoccoの写真に対するインタビューが綴られていたのですが、彼女は、「アナログの限りのあるフィルムで、今だ、という瞬間を撮って、自分で焼く。」という行程をすごく大切にしていて、デジタルによって残すのが簡単になってしまったことがとても嫌なのだそうです。それによって覚えなくなってしまったことが。

デジタルどっぷりな生活をしている身としては、展示写真も相まって、なんだか考えさせられる内容でした。
「写真のことば」はWEBでも公開されているので、よろしければ読んでみてください。

Coccoインタビュー『プリントのちから』 | 写真のことば

余談ですが、DragonAshのKjの展示作品に、MEGUMIが写っているのにちょっとビックリしました。
奥さんだから当たり前といえば当たり前なんですがなんとなく。。

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