2011.07.04
去る2011年6月24日日経デジタルマーケティング主催の「Facebookページの作成&活用の基礎講座!」というセミナーが行われました。ご縁があって参加させてもらうことができました。
講師は「パートナー型」Webプロダクション株式会社TAMの加藤洋氏。
第1部 Facebook時代のソーシャルメディア活用
Facebookの概要とソーシャルメディアの概念、Facebookページを使ってできるようになることなどのお話でした。
ポイントはフェースブックが、企業側の情報発信+拡散の仕組みと、顧客側の(情報収集+評価)の仕組みの両方を兼ね供えるプラットフォームだということです。
第2部 人気のFacebookページを分析
7つの目的別にFacebookを活用した国内外の成功事例を紹介していただきました。
7つの目的とは以下です。
- 製品の開発と革新を進める
- 注目を集める
- 気に入ってもらう、差別化をはかる
- サイト訪問数と売り上げを増やす
- お得意様をつくり、関係を深める
- おすすめや口コミを増やす
- 顧客のことをもっと知る
日本では一部の企業でテストケースが行われているFacebookクーポン。
チェックイン機能はこれからきそうです。
インサイト機能でしっかりと分析も忘れないようにすることも大事です。
twitterとの使い方・使われ方の違いを意識しないといけません。
複数のFacebookページを活用することがポイントになりそうです。企業サイトとしてのFacebookページとブランド訴求用のFacebookページは別々に用意し、使い方もきっちりと分けて考える必要があるのではないかと思います。
第3部 Facebookページの作成計画を立てる
参加者の所属する企業やクライアント企業のFacebookページをつくるという設定で実際にプランニングを行いました。
TAM様独自の現状分析シートからFacebookで実現できそうな事まで落とし込みます。落とし込んだ内容をPGST(目的・目標・戦略・戦術)シートにさらに落とし込みます。
第3部が今回のセミナーの肝だと感じました。PGSTシートに落とし込むためにFacebook自体を理解する必要があり、そのための第1部・第2部だったのかなと勝手に解釈しています。
この作業の流れはFacebookページの制作だけでなく、様々な業務や思考の流れを考える上でも活用できるものでした。
第4部 Facebookページを作成
事前に登録しておいたアカウントで、実際にFacebookページを設置し、アプリの組み込みまでを行いました。
非常に基本的な内容でしたが分かりやすかったです。Facebookページで使うメイン画像は縦長で訴求力アップです。
第5部 まとめ/質疑応答
実際にFacebookページをつくったあと、どのようにすれば良いかという方法や、Facebook独自のアルゴリズムの概要、広告、Facebookページがどのような成長過程をしていくのかなどを解説していただきました。
唯一残念だったのが時間が足らなかったことですね。第1部~2部で1日、第3部~5部で1日使っても充分すぎるくらいの内容でした。第3部で考えた内容を元に、第4部でFacebookページをつくるという流れであればもっと楽しいワークショップになりそうです。
おそらく企業のマーケティングやWeb担当者が主なターゲットだったと思うので、Facebookの導入として、非常に分かりやすく面白い内容だったと思います。質疑応答もとても具体的な質問が次々と飛び交ってました。ドアズでも新人さんなどにシェアしていこうかななどと考えています。
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