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デザイン制作で役立つ!Adobe XDの「スタック」機能と「パディング」機能

デザインのこと
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こんにちは!2年目になりました、ふくたろうです。

デザインの制作段階では、配置する要素や原稿がまだ確定していないことがよくあります。
特にカード型やリスト型のように同じデザインが繰り返されるレイアウトでは、文章の修正等が入ると都度余白が変わり、全体のバランスも崩れがちに…💦
そんな時に便利なのが、Adobe XDの「スタック」機能と「パディング」機能です。

スタック機能とは?

「スタック」は、要素が自動的に整列され、間隔が一定に保たれるように配置する機能です。
例えば、ボタンやカードのような繰り返し要素をまとめる際に非常に便利です。

特徴

方向の設定

  • 縦方向(縦スタック):要素が上から下に並ぶ
  • 横方向(横スタック):要素が左から右に並ぶ

ドラッグ&ドロップでの並べ替え

要素をドラッグするだけで簡単に順序を変更可能です。

自動スペーシング

要素間の間隔が自動で調整され、追加や削除にすぐ対応できます。

ネスト構造対応

ネスト構造とは、スタックの中にさらにスタックを入れることを指します。
新しい要素を追加する場合は、グループ内で要素をコピー&ペーストするだけで、同じ間隔で自動的に配置されます!

設定方法

  1. グループまたはコンポーネントを選択
  2. プロパティインスペクターで「スタック」を有効化
  3. 垂直または水平方向を選択し、間隔を設定

パディング機能とは?

「パディング」は、要素の内側の余白を自動で設定できる機能です。
例えば、ボタンやカードのように、内部要素に合わせて背景が動的に調整されるデザインに適しています。

特徴

動的な余白

テキストやアイコンのサイズが変わっても、背景の余白が自動で調整されます。

個別設定

各辺(上、右、下、左)のパディングを個別に設定可能です。

設定方法

  1. ボタンやカードのように背景とテキストを含む要素をグループ化
  2. プロパティインスペクターで「パディング」を有効化
  3. パディング値を設定(個別または一括)

スタックとパディングの組み合わせ

スタックとパディングは組み合わせて使うと、さらに効率的なデザインが可能です。
たとえば、複数のボタンをスタックで配置し、それぞれにパディングを適用することで、サイズや間隔を簡単に調整できます。


Adobe XDの「スタック」機能と「パディング」機能は、デザインの効率化に大いに役立つツールです。
要素の追加や削除、テキストの修正が頻繁に発生するプロジェクトでは、これらの機能を活用することで作業時間を大幅に短縮できます!