2009.11.02

デザイナーと芸術家の違い。。。

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shimantoです。制作のアルバイトとしてドアズの門を叩き、今はディレクションが主な業務です。
初エントリーなので軽い話題にしときましょう。今の仕事をする上で常に頭に置いている言葉について記したいと思います。

ドアズに入社するさらに前、shimantoはWEBデザイナーへの高い頂を目指して、とある専門学校に通っていました。デザイン概論見たいな授業が週1回あったのですが、その時の講師がちょっと変わった方で、教科書をほとんど使わず実制作を課題にしていました。

「デザイナーと芸術家の違いってなんやろね?」

おもむろな講師からの問いかけに戸惑う生徒たち。。。

「自分が作りたいものを形にするんやったら芸術家になればええ。君らはデザイナーになりたんやろ?デザイナーはお客さんが作りたいものを形にする仕事や」

基本中の基本的なのですが、これを理解していない人って結構多いと思います。shimantoもそうでしたが勉強中の方は特にそうだと思います。すべての中心にはお客様があるということを決して忘れてはいけません。この講師は実制作の課題を与える中で、このことを繰り返し繰り返しおっしゃっていました。

今の状況に当てはめると、ディレクターはお客様の考えていることや作りたいものを引き出し、デザイナーはそこからお客様のイメージにできる限り近づくように、目に見える形に具体的に落とし込むということになるでしょうか。時には時間的な制約があったり、流行のデザインを知ってつい使いたくなったりして、ふとお客様のことを考えずに進めたくなる時もありますが、shimantoは常にこの言葉を頭の中で反芻しています。

基本中の基本だからこそ、この言葉はshimantoの中でとても大切なものになっています。

戸田@ドアズ社長ブログ

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