2010.02.12
先日、Google から発表された新サービス、Google Buzzを、早速使ってみました。
色々なところで噂されてるのは、「Google 版 Twitter って事じゃん」という事なんですが、
自分のPCで使ってみても、Twitterと対して変わらないなー、という印象です。
しいて言えば、Gmail作業をしながらBuzzチェックができるのが多少良い点くらい・・・
でも、Google 周辺事情をちょっと調べてみると、このサービスの狙いは別のところにある気がしてきました。
Google Buzz は、モバイル分野に主眼を置いたサービスなんではないでしょうか。
Google自身が指揮をとって開発した携帯端末、Nexus One。
米国では既に発売されているようで、Googleサイトから購入して、SIMカードを挿して任意のキャリアで使う、という事ができるらしいです。
Google自身が端末を販売するという事は、モバイル環境に居るユーザーの情報を集約したい、という意図があるんでしょうかね。
Google voiceというサービスも米国では開始されていて、
個人がもってる複数の電話番号を1つに統合したり、音声の留守電がテキスト化されてメールで来りできるみたいです。
このサービスが日本でサービスインした場合に、日本人ユーザーに馴染むのかどうかは不明ですが、
電話が大好きだという国民性があるらしい米国では、ひょっとしたらニーズがあるのかもしれません。
このGoogle voice の、「音声のテキスト化」というのが、今回のGoogle Buzz と連携して、音声でBuzzを投稿できるようなんです。
つまり、海外のAndroid携帯ユーザーは、まさに、リアルに声でつぶやくと、Buzzれる事になります。
このお手軽感は、ひょっとしたら海外では前向きな評価を受けるんじゃないでしょうか。
PC環境ではイマイチな印象のGoogle Buzz ですが、Googleの目的としては
モバイルユーザー(というか、Google voice ユーザー)のリアルタイム情報を吸い上げたいんだと、勝手に予想しました。
現段階で、twitterのTLをBuzz内に取り込めるようにしてあるのも、その意図からなんだと思います。
Buzz自体が広まるためには、Androidが広まらないとダメだと思うので、twitter vs. Buzz という図式は、
やや的外れなのかなー、と。
個人的には、Androidには大きな期待を持っているので、これから発売開始まで、ワクワクが続きますね。
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