2011.04.04
年度末の長いトンネルをようやく抜けようと最後にもがいているshimantoです。
EPUB3.0のドラフトがいつの間にか発表されていて、なんと5月には正式版が完成予定とか。。。もがいている間に話題に取り残されてしまった感があります。日本語に対応できていなかったことで、これまで日本ではあまり盛り上がっていなかったEPUBですが、夏に向けて燃え上がりそうな気がします。
EPUB3.0で縦書き・日本語対応が注目されていますが、私が注目している理由は以下の2点です。
- ビデオやオーディオ などのリッチコンテンツに対応
JavaScript(一部だとは思いますが)にも対応するとも風のうわさで聞きました。紙媒体と明確な差別化が図れます。我々WEB屋が蓄えてきたノウハウをそのまま活かした提案・企画を提供することができるということが非常に大きいメリットです。
- HTML5とCSS3がベースなので特別な技術を覚える必要がほとんどない
おそらく電子書籍化の波に逆らうことはできません。これまで紙が中心だった方々は、業界自体の大きな変化の中で、これから電子書籍のノウハウ・WEBの知識を得ていかなくてはいけませんので大変な状況なのではないかと思います。逆に我々WEB屋は基本的な技術を既に持っています。また、デバイスに対してのリッチコンテンツ提供の概念も長年培われたものがあります。これは非常に大きなアドバンテージです。
不明瞭な点は多々あるのですが、個人的には非常に注目しているところなので、今の間にしっかり勉強しておきたいですね。
参考:
WebとE-Bookの融合を進めるePUB 3最終段階(EBook2.0 Magazine)
EPUB3.0の最新状況レポート(Impress Innovation Lab.)
epubcafé
https://dis.ne.jp/blog/topics/2039.html/trackback