2011.04.19
こんばんは、shinです。
わりと前からだと思うのですが、海外サイトのデザイン集などを見ているとレトロ風なデザインをちょくちょく見かけるようになりました。
デザインパーツの質感に着目しての特集でよく見かけるのですが、ボソッとしたような質感に昔の広告の特徴や、印刷の状態をあえて再現した効果なども相俟って雰囲気に満ちたサイトデザインがなされており、各所を観察していると勉強になることがたくさんでてきます。
私は見るだけで挑戦したことはないのですが、古めかしい雰囲気を出すために粗めの質感を使ったり、色合いも褪せたようなものを多用するのでポイントを浮き立たせるのがけっこう難しいのではと想像します。
サイトによりけりですが、多くのイメージ画像を使用しているものなどは特に配置のリズム感も気持ちよく、遊び心のある演出がされていたりと見た目に飽きさせない工夫が所々盛り込まれています。
そのへんのユーザーにストレスを与えないくらいの、という加減の難しさもあると思います。
それでこそ一つの世界観を持つサイトとして成立しえるのではないかと思います。ものすごいインパクトがあってもユーザーがいてこそ、サイトは在るものなので一度見たきりでなく、また来たくなるサイト作りをしていきたいものだと、いいものを見ているとそんなことを思わされます。