2011.05.02

何でWEBサーバのOSはLinux?

AUTHOR

こんにちは、最近夜ご飯は毎日スープ春雨のyasuiです。ダイエットしようと思って食べ続けていますが、流石に最近飽きてきました…。

そんなことはさておき、先日postgreSQLを使う案件があったのでphpPgAdminをインストールしてみたのですが、インストール方法を調べても出てくるのはLinuxでのインストールばかりで困りました。
じゃあ何で世の中のWEBサーバに使われるOSはLinuxなのでしょうか?簡単にまとめてみたいと思います。

1.Linuxとは?

まずLinuxとはなんぞや。ご存知の通りUNIX互換のOSです。

Linuxは1991年、Linus Torvalds氏が、自分のPCで自分のUNIXを走らせたい、ということから開発が始まりました。
Linuxはオープンソースです。OSの基盤となっているソースコードにアクセス、変更、再配布を行えます。
また、無料で使うことができます。
長期的にサーバを使っていく上で、無料というのはありがたいですよね。これがWindowsならば、長期的な使用と考えるとえらくコストがかかります。

2.Linuxを使う理由

簡単にLinuxの説明をしたところで、じゃあどんなところに利点があるのか、まとめてみたいと思います。

ウィルスやスパウェアは基本的にWindows上で動作します。絶対とは言えませんが、Windows程の数やダメージがないため「比較的」安全です。
ただ、セキュリティパッチを当て続ける必要があるのは、どのOSでも同じことです。

また、オープンソースで開発が進められているため、世界中から多くの開発者が参加していることから、技術的な情報が得やすく、セキュリティパッチの提供も迅速です。

そして何より、Apacheとの連携がいいというのが一番のポイントです。
Linux・Apache・ MySQL・PHPの頭文字を取った言葉で、「LAMP」という言葉があります。
データベース連動型のWebアプリケーションを開発するのに人気の高いオープンソースソフトの組み合わせのことを言います。
この言葉があるように、一番はやはりWEBサーバとの連携の良さではないかと思います。

勿論WindowsでもApacheは開発されていますが、Linux版ほど洗練されていないのが現状のようです。(元々ApacheはLinuxで動作させることを前提として設計されているそうですよ)

3.まとめ

要点をまとめてみるとこんな感じです。

  • 無償で手に入るため、コストが安い
  • オープンソース故、ソースコードの改変ができる
  • コミュニティ活動が活発で、技術的な情報も得やすい
  • セキュリティなどの問題点の修正が早い
  • Apacheとの連携の高さ

4.最後に

上で書いたことは他の方々もおっしゃっている特長なのですが、カーネル開発者のLinus Torvalds氏はLinuxを使う理由に、
コマンドラインを使うのが楽しい、システムを完全に支配下にしていじれるのが楽しい、広く使われていないからこそ優越感があって楽しい、という「楽しさ」にあるとしているそうですよ。
確かにコマンドラインのみで操作していくのは楽しいと思います。笑

余談ですが、世の中にあるエディタの中で一番高速なのはviだと思っていますが、全然使いこなせません。
いつかviを使いこなしてみたいものです。

戸田@ドアズ社長ブログ

  • No items
PAGE TOP