課題・ご要望

サイト内の巡回率を高め、施設検索の利用率を上げること

不眠を始めとする睡眠障害に対する知識や対策、治療の相談ができる医療施設検索を提供している「Suimin.net(スイミンネット)」。一人でも多くの不眠に悩む方に情報を発信したいという想いの中、アクセス数の減少と施設検索の利用率の低下が著しく現れていました。アクセス数を増やし、Webサイト内の巡回率を高めること、施設検索の利用率を上げることが、リニューアルに課せられた課題でした。
当時のサイトを見直した結果、下記のような問題点が具体的に表れてきました。

  1. コンテンツの分類が明確にできておらず、コンテンツが個々に独立していて全て横並びになり、そのコンテンツ自体で完結してしまっていました。そのため、スイミンネットの目的がはっきりと提示できていませんでした。
  2. グローバルナビゲーションがなく、各コンテンツの導線設計も弱かったため、埋もれてしまっているコンテンツがありました。
  3. FLASHコンテンツの多用、テキストの画像化、キーワードの出現率の低さ、などがみられ、SEO的に強くないサイトになっていました。

施策による効果/成果

直帰率・離脱率の軽減、施設検索の利用率もアップ!

スイミンネットは、もともとコンテンツが非常に充実したWebサイトだったので、如何に埋もれている既存コンテンツを活用するかがポイントでした。
サイトに訪れるユーザーが自分の不眠の状態を知り、状態のレベルに合わせて必要なコンテンツを提供するという設計に変更しました。スイミンについての知識を知ること、自分の状態をチェックすること、それぞれの状態で睡眠の質を高めていくこと、という3STEPにコンテンツを分類し、必要に応じて新しいコンテンツを設置し、サイトの流れを作り出しました。さらに最終的な解決方法として、相談ができる医療施設の検索に辿りつけるように導線を設計しました。

キーワードの見直しを図り、原稿の調整なども行いました。
結果として直帰率や離脱率が軽減され、施設検索の利用率もアップしました。またGoogle検索での主要キーワードの検索結果も1ページ目に表示されるようになっています。