2009.12.02

PHP事始め 第1回~PHPとは/PCのサーバー化

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shimanto_091102

PHPは言わずとしれたWEBアプリケーション構築には欠かせないプログラム言語です。WEBにかかわる人間には避けては通れない技術といえます。今まで実制作でがっつりPHPを触ったわけではなく、なんとなく分かるくらいで「こんな意味やない?」とか「ここ触ったらこうなるんやない?」程度のレベルでしか関わってきませんでした。が、ディレクターとしてはこのファジーな状態ではまずいと思い、基礎からやり直しています。仕組みや成り立ちを理解してこそ、出来上がりの姿が想像しやすくなり、クライアントへもより具体的な提案ができるようになると思います。

なので、「そんなこと知っとるわ!」という突っ込みもあると思いますが、PHPというものの再認識のために、しばらくの間、この場で情報を共有できればいいなと考えています。

PHPとは?

そもそもPHPってどういう言語なのだろうか。どの本を読んでも大概、「Apacheをインストールしなさい」からスタートしますよね。それもそのはず、

「PHPとはWebサーバに置かれるソフトウエアのApacheモジュールとして動作するスクリプト言語を実行する環境を指します。」
(PHPとは/PHP入門 http://www.scollabo.com/banban/php/php_01.html

PHPってApacheモジュールなんですね。世界中のサーバーで広く使用されているソフトに対応したWEBに特化した言語だから、WEBアプリケーション開発で好んで使用される訳ですね。納得。

PCをサーバー化しよう!

PHPの実行にはApacheがインストールされたサーバー環境が必要だとわかりました。自分でPHPが使用できるサーバーを契約していれば、そこでグイグイっと構築していけますが、ない場合は自分のPCにApacheをインストールしてサーバー化してしまう方法があります。Apacheはオープン・ソースで無償で公開されているので、日本Apacheユーザ会サイト(http://www.apache.jp/)などからダウンロードしましょう。Windowsなら下記のあたりのファイルになります。

shimanto_091202_02

ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストーラーに従ってインストールすればサーバー化完了。超簡単です。(詳細な方法は検索すれば山ほど出てくるので割愛します。初心者用PHP入門が分かりやすかったです。 http://www.standpower.com/php_environment.html

インストールが成功していれば、ブラウザに「http://localhost/」と入力すれば「It Works!」という画面が表示されます。

デフォルトのパスでインストールした場合は、下記のような感じのディレクトリにインストールされます。
C:\Program Files\Apache Software Foundation\Apache2.2\
ここに htdocs というディレクトリがありますが、ここがhttp://~でアクセスできる場所になるんですね。この場所はhttpd.confというファイルで設定を変更することもできます。 htdocs というディレクトリ名はApacheのインストール時に設定した名称になるようです。localhostも同様です。ドメインがあればlocalhostをそのドメイン名にし、公開するならば、DNSとか諸々の設定が付随してくるのだろうと想像できます。

実際にインストールしてみるとサーバー契約をしたときのrootディレクトリの位置や意味、パスの意味なんかも何となくわかってきます。FTPとか、サーバーのモジュールなんかももっと突っ込んでいくと分かってくるのかなと思いますが、ここはPHPの話なのでサーバー周りは別の機会があれば突っ込んでみたいと思います。次回はPHPのインストールに関して書きたいと思います。

戸田@ドアズ社長ブログ

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