2010.12.17

アイコンについて

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こんばんは、shinです。

最近、作業の関係でアイコンのデザイン集などをよく見たりします。
言葉で検索しては、どのように表現されているのだろうと見比べているのですが、狭い範囲にそれぞれの意味・機能が集約されており感心させられるばかりです。

機能にもよりますが、アイコンから発せられる言葉は率直であるのが一番大切だと思っています。

皆が共通に持っている言語をあやつるように、アイコン作成にも共通した何かを喚起するような機能を持っていないといけません。

作成段階では、もとになる共通の言語を取り上げるということが大変難しいと思います。
自分にとって当たり前だと思っていることでも他の大勢には何のことかわからないということもよくありますし、他のだいたいの人が見て、コレと言えばアレといったふうに一つ言葉を出したら次いで出てくるようなイメージを具現化するようなことなのだと感じます。

身近なところでは、円の中央上方から棒がささったような電源マークが印象的です。パソコンなどで馴染みがあったくらいだったのですが、さまざまな家電の普及とともに以前よりいろんなところで見かけられるようになりました。

この図像の起源は知らないのですが、自分の場合は電源を付けたり消したりする行為の際に目に入るので、電源に使われるアイコンなのだと認識した覚えがあります。

教えてもらって認識したのではなく、いつのまにか生活の中に溶け込んでいて、気付いたら普通に目印として使っている。まさにアイコンの醍醐味であると感じました。
馴染み過ぎて気付いていないものも身の回りにはもっとたくさんあるはずです。
いつか皆に言葉のように当たり前に使用されるものが作れたらいいなと思いました。

戸田@ドアズ社長ブログ

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