2010.12.13

ソーシャルネットワークに特化したブラウザ「Rock Melt」を使ってみた

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2010年11月8日に元Netscape創業者らが、新ブラウザ「RockMelt」発表した。Facebook/twitterとの連携に特化したブラウザだということで、取り急ぎ、ダウンロードして使ってみました。


早速 Rock Melt のサイトへアクセスしました。何と、Facebook のアカウントが必要だとか。Facebook のアカウントを取得していると、そのアカウントに登録しているメールアドレス宛てに Rock Melt からの招待メールが届く仕組み。Facebook も最近来てるのでこの際アカウントを取得した。招待メールが届くまでの間、色々Google先生にお伺いを立てると、「Facebook の中に友達がいないと駄目だ」とか。「Rock Melt の招待を受けた友達から招待を受けなきゃ駄目だ」とか、様々な噂が飛び交っていたため、非常に不安になりました。しかし、Facebook の友達がいない私でも1~2週間くらいで招待メールが届きました。招待メールからサイトにアクセスして早速ダウンロードです。


ダウンロードしたファイルを使ってインストール開始。Facebook のアカウント入力を求められます。必須のようです。「RockMelt にログインしたままにする」にチェックをいれると、Facebookへのアクセスを求められます。今回はチェックせずにインストール。インストールは非常に簡単です。


デフォルトの画面です。両サイドに Edges と呼ばれるバーがあるのが特徴です。設定で出したり消したりできます。そして当然ですが英語です。


画面真ん中のバナーをカーソルを合わせると手書き風の矢印が表示されます。それぞれのエリアを紹介しているようですね。


アドレスバーの横の「Share」ボタンをクリックすると、表示されているサイトを Twitter で Tweet できます。アドレスも勝手に短くなってますね。これは便利かも。


左上にユーザーのイメージを表示できる場所があります。おそらくFaceBookで使用しているプロフィール画像が表示されるものと思われます。顔をクリックすると Twitter につぶやくことができるウィンドウが表示されます。チャットもできるようです。


友達検索ボックス。フォロワーを検索できるようです。今、検索しようとしたらクラッシュしました。。。。。


インストールしたユーザーから3人まで RockMelt のダウンロードに招待できるようです。冒頭の噂はこのあたりの情報が錯綜していたのかもしれません。Twitter でつぶやいたりフォロアーに決め打ちで招待できたりするようです。


自分の Twitter アカウントのタイムラインが表示されます。まだ見ていないつぶやきは「○件」という表示で教えてくれます。


最近見たサイトを表示します。お気に入りのサイトをバーに常駐させることもできるようです。


日本語版は不安定なようです。上述のクラッシュもそうですし、Edges も消えてしまいます。Edgesメニューも選択できなくなっていました。アンインストールして、再インストールすれば復活しますが、すぐに消えます。メインの機能なのになあ。。。。。


アンインストールしたらIE(おそらく既定のブラウザ)が立ち上がりサンクス画面が表示されます。(切ない。。。)

ブラウザが立ち上がってなくても、最新のつぶやきが自動でモニタに表示される機能もありました。頻繁にでてくるので、仕事中はちょっとうっとおしいかも。また、日本語版ではないので、日本語サイトを訪れるたびに「翻訳」するかどうか確認されます。仕方がないことですが、これも軽くストレスがかかります。
メイン機能がじっくり使えないのでちょっとがっかりでしたが、Twitter Facebook をゴリゴリ使用されている方にはいいのかもしれません。Twitterだけでいうと「tweetdeck」のほうが管理しやすい気がしますし。

ただ、SNSからの切り口は、IE以外はコアユーザーが使うというのブラウザのイメージを一掃して、一般ユーザーへの敷居を低くする考え方だと思います。これまでには無かったのではないでしょうか。よりユーザーに近い目線でのブラウザがこれからどんどん出てくるのかもしれません。

戸田@ドアズ社長ブログ

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