2011.07.21
画像にシャープ効果をかける時は今まで私は「アンシャープマスク」を使っていましたが
これは本来、印刷物向けのシャープネス処理らしく、エッジが強く出過ぎる場合があるので
Web制作ではPhotoshop のCS2から追加された、RGB画像に適したシャープネス効果を産み出す
「スマートシャープ」を使うといいそうです。
シャドウ部とハイライト部に対してそれぞれにシャープネスの強弱を調整できるので、アンシャープマスクよりもより細かく、そして最適なシャープネス効果を得ることができます。
詳しくはこちらのサイトで紹介されているのでご覧ください。
フォーカスしたい箇所にだけシャープネス効果をつける
これは私が独自に開発した画像処理の方法なので間違っているかもしれないのですが
画像にシャープネスをかける際に、私はいつもフォーカスしたい箇所のみにシャープをかけます。
「楕円形選択ツール」にぼかしを50px~100px程、対象とする画像の大きさや解像度に合わせて
ちょうど良いぼかし具合に設定してその選択範囲内のみにスマートシャープをかけます。
(分かりやすいように、きつめにシャープをかけています)
全面に同じ強さでシャープネスをかけるとベタとした感じになりますが
フォーカスしたい箇所のみにシャープネスをかける事で、画像内にメリハリが出来ていい感じになります。
注意したいのは、シャープネスはリサイズや色調補正した後でかけるようにすることです。
どんな画像の場合も「シャープ処理は最後に」「シャープ処理の後は保存のみ」 と覚えておくとよいと思います。
https://dis.ne.jp/blog/topics/3982.html/trackback