2009.12.08

人物イラスト効率化のススメ バラバラパーツ編

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こんばんは、nakakoです。

本日はIllustratorで人物を描く際、効率よく描くための私なりの手順をご紹介します。
nakako_091208
今回は当社の社長をモデルに人物イラスト描いてみました。似てないですか!すみません…
会社自慢は数あれど、神戸の中心で叫びたかったことが1つ。
「当社の社長は男前です!!」
・・・一回言ってみたかった・・・。満足です。

似顔絵は案外思い込みが発生しやすいので(何にでも言えますが)他の方に見てもらえるなら、チェックしてもらいましょう。
描く手順としては、まず身体のパーツを1つ1つラフに描いていきます。
なんというバラバラパーツ。
しかしこれでOKです。こうして描いておくとパーツを動かすだけでいろいろなポーズを取っていただくことができます。手も、手の甲、指1本ずつで構成されており、場所をいじれば「ピース」だって「グー」だってすぐにできます。

nakako_091208_02
顔は正面向きなら、どちらか半分を制作してコピペ、反転で完成します。時々全体を左右反転などし、バランスを取りながら仕上げます。
ここでバランスが悪いと終りなので、一晩おいたり二晩おいたりし、自分が納得いくまで描いていきます。

ベースができましたら、その上に服などのパーツを乗っけていきます。肌の部分はベースとして作ったものをそのまま使います。
服のしわなどは、人物の写真などインターネットで参考になりそうなものを見つつ仕上げます。影も同じく。そういえば「そこに影あるけど、照明はいったいどこから当たってるんですか・・・」というイラストは結構あります。
私も感覚で描いているときはおかしいですが、リアリティのあるイラストを描く場合は要注意です。実は今もおかしかったりして・・・すみません。
あとは好きな具合まで、何段階か影を描きこむ作業です。
制作に数時間かかりますが、ベースのパーツさえ作ってしまえば使い回しができますし、ちょっとここ変だなぁ・・・と思った時、ちょちょいのちょいで直ります。
「もっと顔がスリムなんですけど・・・」と言われても、Illustratorなら素敵にダイエット完了です。
あるサイトでいろいろなポーズや体操の動きなど、大量に制作しなければならない時、この方法で制作いたしました。
今の私的には一番お勧めの方法ですので、良かったら実践してみてください。

小さいころから絵を描くことが大好きで、その中でも「人」というのは、私にとって、とてもとても魅力的な対象でした。
ドアズでも誕生日など特別の行事の際、その方の似顔絵を描いたり、mixiのマイミクの方に突然似顔絵を描いて(勝手に)プレゼントしたり。サプライズ好きなので結構するのですが、意外と喜んでいただけるもので、こちらとしても描き甲斐があるものです。「完全にその人にだけ向けられた、特別なもの」という点が大きいのだと思います。似ていても、似ていなくとも。
人のイラストがあれば是非私に。ハイテンションでお受けいたします!

戸田@ドアズ社長ブログ

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